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進め宝船!神々を乗せて「港七福神めぐり」の歩き方-2

「港七福神めぐり」の第二回。3番目に訪れた巡拝所は、布袋尊のおわす久國神社。鳥居をくぐると左側には広場があり、その向こうにはアメリカ大使館宿舎が見える。植栽も少ないなんとなく殺風景なこの広場は、伊勢神宮のように遷宮することを意図してのものだろうか。

久國神社(布袋尊)
久國神社(布袋尊)

本殿はその広場の反対側にある。

久國神社(布袋尊)
久國神社(布袋尊)

擁壁と建物に囲まれた場所ではあるが、なかなか風情がある。参拝をして、写真右おみくじ販売機の奥にある窓口にて御朱印を授かろう。

久國神社(布袋尊)
久國神社(布袋尊)の御朱印と、「立春大吉日」のお札

すると、御朱印帳と共に「立春大吉日」と書かれたお札を頂いた。厄を払い新たな一年がよき年になるよう祈念して「立春」の日に貼るものだという。ありがたや。

さて、午前11時ころにスタートして、丁度1時間ほど経過した。ここで一旦ランチを頂くこととしよう。自転車で移動している今回、道中は快適だが小一時間休憩するとなると、迷惑にならぬよう駐輪場に停めなければならない。今回のルートでお昼時に久國神社あたりになるルートを選んだのは、すぐ近くのアークヒルズで昼食を摂ることを見越してのことだ。

アークヒルズの駐輪場
アークヒルズの駐輪場

サウスタワーの1階、歩道橋の下という少々目立たないところにあるが、利用料無料の駐輪場があり、そのすぐ下のレストラン街には、熟成肉で有名な「肉屋 格之進F」や赤酢を使ったシャリが特徴の「すし 京辰」、手軽なところでは「the 3rd Burger」などが店を構える。

さて、おなかを満たしたら、六本木通りを西南西に進み次なる巡拝所となる天祖神社(福禄寿)を目指そう。

天祖神社(福禄寿)
天祖神社(福禄寿)

六本木のビルの狭間、隣にはブルーボトルコーヒーがある現代的な雰囲気をまとっているが、南北朝時代から続く長い歴史を持つ神社だ。住所も六本木7-7-7と何やら縁起がよい。

天祖神社(福禄寿)
天祖神社(福禄寿)の御朱印

御社殿に参り、左手にある窓口にて御朱印を授かったら手水舎右にある、かわいらしいサイズのお稲荷さんにも参拝したい。なぜならそれこそが福禄寿をお祀りしている満福稲荷神社だからだ!

天祖神社(福禄寿)
天祖神社(福禄寿)

次は六本木通りに戻り、六本木ヒルズ方面に進んで、壽老神のおわす櫻田神社に向かおう。

櫻田神社(壽老神)
櫻田神社(壽老神)

参道の両脇にはビルが迫り、その奥の広がりに社殿がある。不動産的にはいわゆる「敷延物件」だ。

櫻田神社(壽老神)
櫻田神社(壽老神)

写真ではあまり人気が無いように見えるが、かなり多くの人が参拝していた。老齢に差し掛かった方々が多く、この場所で解散されているグループもある。察するに六本木駅に集合して、天祖神社(福禄寿)からスタートし、我々が来たルートを逆周りに進んで櫻田神社に至ったのではないか。すぐ脇には六本木ヒルズもあり、巡拝後の休憩やショッピングの楽しみもある。帰りの電車の利便性もよいクレバーなルート選択だ。亀の甲より年の功。年齢はかように重ねたい。

櫻田神社(壽老神)
櫻田神社(壽老神)の御朱印

残る巡拝所は3つ。 次はテレ朝通りを有栖川宮記念公園方向に進み、麻布氷川神社(毘沙門天)に向かおう。

つづく

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