Press "Enter" to skip to content

Make Friends! 持つべきは友!

球春到来!3月29日の開幕以来、2週間が経過した4月14日現在。我らが東京ヤクルトスワローズは15試合を経過して、現在10勝5敗勝率0.667で単独1位の好スタートを切っている。くしくも優勝を果たした昨年のセパ交流戦の勝率と同率だ。この上ない出だしに逆に不安に駆られる諸氏もおられるだろうが、3連覇を果たしたカープを魔境とも称される敵地マツダスタジアムで3タテと返り討ちにしたことが、この好調がフロックではないことを雄弁に語っている。打っては3試合合計31得点、守っても3試合合計6失点と、強敵を相手に得失点差+25で切り抜けたその事実に2015年以来のリーグ制覇への期待が高まる。いや、このペースならば黄金期の1990年代すら凌駕しているではないか。
単独首位をひた走るその理由は、昨年からの好調を維持する青木か?打率も3割をキープしつつダントツの四球数を数える山田哲人か?あるいは、防御率でDeNA濱口と共に1位に付ける原や2戦2勝の五十嵐・マクガフを要する投手陣の頑張りか?どれもそうと言えるが、決定的では無い。チーム一丸となって勝利を重ねているのだ。

だが、丹念にデータを見ていくと、4月6日が好不調の分水嶺にあったことがわかる。3月29から4月4日まではタイガースとベイスターズを相手に6戦3勝の勝率5割であるのに対し、4月5日から4月14日に掛けては9戦7勝と実に勝率0.778。どうやらこのあたりに好調のきっかけがあるようだ。本紙が注目したのは「Make Friends!」。対象者には公然と、その他の方には秘密裏に行われるスワローズの社会貢献活動だ。都内の小学生と中学生を無料で神宮球場に招待(事前申込制)し、さらにその引率者である大人も通常料金よりも割引されるというこの活動。それが今年も4月6日と7日のドラゴンズ戦を皮切りに始まっていたのだ。「5日からではないではないか」という声が聞こえてくるようだが、翌6日には数多くのちびっこファンの声援が響くことを明確にイメージすることで、選手の士気も上がろうというもの。さらに4月5日こそが、「Make Friends!」の5月分の予約開始日にほかならない。
もし「Make Friends!」の情報をウェブから得ようと検索しようとした方がおられたとしたら、それは無駄な行為に終わるだろう。なにしろ、さかのぼること約1ヶ月前、学校で配布されるプリントが、唯一の情報源であるからだ。もし貴方に小中学生のお子さんがいらっしゃらないのであれば、通常の入手経路でチケットを手に入れる他は無い。逆に小中学生のお子さんがおられながらも、そのプリントを目にした覚えが無いという方がいらしたら猛省の必要があるだろう。なぜなら、そのプリントの裏面に専用サイトへのアクセスやパスワードなど、申込方法に関する貴重な情報が記載されているからだ。


本稿を書いている4月14日現在、既に申し込み開始から10日ほど経過しているが、首尾よくプリントが出来た方はまだ間に合う。プリント裏面に記載されている情報をウェブにて入力し、直近の4月17日(水曜日)に予定されているタイガース戦を確認して見ると、「1塁側内野指定席」こそ売り切れているものの、スワローズファンにのみ開放される「1塁側内野応燕指定席」「スワローズ側外野席」も、ビジター側の「外野席」「内野指定席」もいずれもまだ席に余裕があることが確認された。そう、スワローズファンでなくても、子供も大人も無料または割引価格で観戦できるのが、この「Make Friends!」の凄いところだ。同じく、4月18日(木曜日)のタイガース戦や、その後に予定されている試合もまだ席に余裕がある。
小中学生のお子さんがいらっしゃる家庭は、今からでも遅くはない。歴史的に好調なスタートを切ったスワローズを神宮で応援すべく、プリントを見つけ出して応援に駆けつけよう!

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です