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“おまえは今まで「読んだジャンプの数」をおぼえているのか?”ジャンプ図書館開催中!

いきなりのお前呼ばわりで恐縮だが、週刊少年ジャンプにて1986年から2004年まで連載され、現在でもウルトラジャンプに場所を変えて連載が続く「ジョジョの奇妙な冒険」中の屈指の名台詞「お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」をもじったものであるためご容赦頂きたい。
1968年の創刊以降、少年の心を鷲づかみにし続けてきた「週間少年ジャンプ」。50周年を迎えた今、創刊から2018 年14号(3月5日発売号)まで、なんと2000冊以上を無料で読むことができる「ジャンプ図書館」が六本木ヒルズで開催されている。
期間は、3月15日(木)~26日(月)の12日間。残りわずかだ。開催初日からは時間が経ってしまったが、それほど混雑しないであろう平日にお邪魔した。(館内は一部を除き撮影禁止。写真は「撮影スポット」として指定されている箇所で撮影したものです)

会場は「六本木ヒルズカフェ/スペース」。そう聞いてピンと来る人は、麻布地区在住在勤でもどのくらいいらっしゃるだろうか?大屋根プラザと呼ばれる場所や、森美術館の入口につながるミュージアムコーンなどがあるメインのフロアに面したギャラリースペース併設のカフェがそこだ。

ジャンプ図書館入口周辺
ジャンプ図書館会場入口はここだ!

会場入口で、スタッフの方から首から提げる入館証のようなものを受け取っていざ入館。混雑時には利用時間が制限されるため、入館時の時刻が手描きで記載されている。さすがに平日であるだけに、入館時に並ぶことはなかったものの、中に入るとすごい人数の人がいるではないか。小さなお子さん連れから、大学生やおじさんおばさんまで、ざっと数えると150人くらいはいそうだ。

年代ごとに創刊号から最新号までジャンプが揃う!
年代ごとに創刊号から最新号までジャンプが揃う!

公式サイトを見ると、みどころは、
2.机やイス、内装が「週刊少年ジャンプ」で作られた夢空間!
3.ジャンプロゴ入りのカフェラテなど、コラボドリンクも販売!
との言葉が踊る。事実その通りの空間となっている。
が、訪れる多くの人の目的はジャンプそのもの。
1.創刊から最新(2018 年14号)まで週刊少年ジャンプのほとんどが無料で読める!
が、とにもかくにも目的だろう。
あの時ハマッた漫画を単行本ではなく、ジャンプ本誌で読める機会などそうそうあるものではない。「週刊少年ジャンプ」を楽しむという目的はひとつだが、思い入れのある号や漫画は人それぞれ。初めて買った号を探したり、泣く泣く処分した大切なコレクションを懐かしく思い出したりと、百人百様の楽しみ方がある。

「侍ジャイアンツ」に熱中していた取締役が来ているかもしれないし、「スラムダンク」の言葉を座右の銘にしている課長もいるかもしれない。あるいは「キャプテン翼」の影響でサッカーを始めた元代表選手が立ち寄る可能性だってあるだろう。ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキなら日向小次郎、闘志あふれるプレーで人気のあった元イタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾなら石崎了と、思い入れのあるキャラクターに会いに来ていても不思議ではない。
今週末は桜の見ごろとも重なるため、六本木さくら坂や毛利庭園にはいつも以上に人が集まることが予想される。「ジャンプ図書館」も、入館待ちの長蛇の列ができること必至だ。

【開催概要】
実施時期:3月15日(木)~26日(月)12日間
会場:六本木ヒルズカフェ/スペース
時間:11:00~23:00
入場無料:カフェ利用時の飲料代は別途必要

その他詳細や注意事項は、公式サイトをご確認されたい。
https://www.shonenjump.com/j/sp_toshokan/

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