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Make Friends!神宮球場でヤクルトを応援しよう!

「桜は好きなんだけど、花粉症なので花見はチョット」という方でも、都内の小中学校に通うお子さんが学校から「Make Friends」と書かれたチラシを子供が貰って来たら、春のよろこび感じざるを得ないだろう。

もしご存じないという方で、チラシも手元にないという方がいらしたら、東京ヤクルトスワローズのウェブサイトをご確認頂くとよい。ただし、公式サイト上の情報にたどり着くには、少々手間が掛かる。次のようにお進み頂きたい。(2018年4月5日現在)

・東京ヤクルトスワローズのウェブサイトを開く
https://www.yakult-swallows.co.jp/
→トップページ上部の「観戦・イベント」をクリック
→開いた窓の中にある「2018スペシャルイベント一覧」をクリック

そうすると「2018シーズン スペシャルイベント概要、日程のお知らせ」のページに飛ぶ。
その中に「キッズプロジェクト」という項目がある。
「ランドセルカバープレゼント」「青木選手等身大身長計ポスタープレゼント」などの予定が記載されているが、4月5日現在「Make Friends」の文字は無い。

そこでひるまずに「キッズプロジェクト」のロゴをクリックしよう。
すると「東京ヤクルトスワローズのキッズ向け活動実績」のページが開くだろう。
その中には、燦然と輝く「Make Friends」の文字がある!
そしてその説明は、

「東京都の小学生を対象として、野球に触れ合う機会の提供を目的とした観戦イベントです。 今年で12年目を迎え、毎年多くの子供たちが来場しています。【2017年 来場実績:約20,000人】」(引用:東京ヤクルトスワローズ公式サイト

実に素っ気ない。他のイベントには「詳細はこちら」ボタンがあり、日時や開催概要が記載されたページにいくのだが、「Make Friends」の情報は、いつどこで何がどう行われるのかが不明だ。

公式サイトの説明からわかることと類推されることは、次のようなことだ。
・東京都の小学生を対象としているイベントであること
・プレーをするのではなく観戦イベントであること
・ヤクルトスワローズが行っているイベントであるから、スワローズ対他球団の試合が見られるのだろうということ
・ヤクルトスワローズの主催試合ならば神宮球場で行われるのだろうということ

なるほど。わからない。情報として不可欠な5W1Hが決定的に不足している。
単に観戦する機会の提供だけならば、チケットを買えばいつでも見られるし、来場した小学生に何かプレゼントがあるのであれば、「2018シーズン スペシャルイベント概要、日程のお知らせ」中に同様の記載があるはず。この情報化社会においてウェブ上でお披露目していないとは、何か隠しておきたいことがあるのでは?と勘ぐってしまうほどだ。

ならば、WEB上から何か情報を得られないものかと調べていると、個人のブログでいくつか情報が散見されるが、関係者による公式情報でないので触れないでおこう。
そこで方向性を変えて、会場と思われる明治神宮球場公式サイトに狙いを定めると、「埼玉西武戦」と題された2014年06月08日(日)のブログ記事が見つかった。ただしこのブログは、明治神宮球場公式サイトのトップページからはリンクがされていないため、現在はウェブ検索でしかたどり着けないようだ。そこに記載されている一文に本紙は注目した。

「Make friends(メイクフレンズ)とは東京ヤクルトスワローズの社会貢献活動として東京都内の小学生を招待している活動です」(引用:神宮球場ブログ

「招待」いい響きである。通常、日本人同士の会話で何かの催しに「招待」頂いた場合は、参加費は不要と捉えられる。だが、慌てないで欲しい。披露宴に招待されて手ぶらで行く人がいるだろうか?ご祝儀を包むだろう。そして忘れてはいけないのは、東京とはかつての江戸ある。酉の市で熊手を買う際、値切って買っても減額してもらった分だけ「ご祝儀に」と置いてくることを粋とした都だ。招待だからといって、手みやげも無く行って「あいつは野暮だね」などと言われてはたまらない。ここはひとつ、ヤクルトスワローズの応援グッズである、小さな傘やメガホンを持参しようではないか。

さて、肝心の「Make Friends(メイクフレンズ)」への参加方法や開催日程だが、公式にはやはり学校で配布するチラシを見る他には無いようだ。冷静に考えると都内の小学生だけでも約60万人もいるのだから、ウェブ上で大々的に告知して応募が殺到してもさばき切る事は不可能だ。都内小学生を騙ってチケットを入手しようとする輩がいるかもしれない。より確実に対象である小中学生だけに届けるならば、チラシというアナログな手法で情報を伝えることは大いに有効である。あるいは「学校から配られたものは、非常に重要な事が書いてある」ということを伝える、つば九郎からの強いメッセージが込められたイベントであると考えることもできるだろう。

麻布地区内のキッズにおかれては、学校でも配られたであろうチラシを改めてチェックして欲しい。(なお、画像は諸事情ありビジター席側のものであること、ご容赦いただければ幸い)
GOGO!スワローズ!

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