東京都道415号高輪麻布線(通称:麻布通り)の街路樹の剪定作業が行われている。樹木の健全な状態維持と夏期の緑陰確保のため樹冠拡大を目的に、東京都建設局が冬期に剪定するものだ。
作業は非常にローテクで、アルミ製のはしごから手の届く範囲にある枝を支えに人力で上昇するいわゆる「木登り」をしながら剪定をしていく。幹が細くなる先端から一定の部分は、別途高所作業車より剪定することにより安全を確保している。
作業後の枝の払われた姿はハンガーポールのようで寂しげではあるが、これにより厳しい夏場に大きな日陰を形成してもらえるのであれば、また違った目で見えようか。
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