Press "Enter" to skip to content

麻布新聞による25日17時発表の開花情報@麻布地区

24日土曜日、25日日曜日と快晴が続き、絶好の花見日和となった今週末。多くの方が家族や気の置けない仲間と楽しんだのではないだろうか。
3月17日の開花速報、22日の開花情報に続き、麻布新聞が地区内各所の開花状況をレポートする。

港区で花見と言えば芝公園(上の写真:東京タワーと芝公園17号地の桜)
のっけから麻布地区ではないが、芝地区の外し難い名所に表敬訪問した。 流石の貫禄で、桜はほぼ満開。好天にも恵まれて、東京タワーを望む人気の花見スポット17号地は、桜の下で宴会を繰り広げる人で溢れていた。

桜は少ないが、晴れ渡る青空と東京タワーのコントラストが美しい区立芝公園
桜は少ないが、晴れ渡る青空と東京タワーのコントラストが美しい区立芝公園

区立芝公園の芝生広場
増上寺三門の南側にあるこの広場は、近隣の子供にとって格好の遊び場だ。桜は遠目にしか見えないものの、広い空のもと東京タワーを見ながらピクニック気分で楽しめる好スポット。

増上寺では、三門をくぐった参拝者を桜が迎える
増上寺では、三門をくぐった参拝者を桜が迎える

増上寺
境内での酒宴は厳禁だが、こちらも区内屈指の桜の名所。 重要文化財でもある三解脱門(三門)をくぐると、大殿に向かう参道の両脇でソメイヨシノやシダレザクラが、訪れる参拝客を色鮮やかに迎えている。写真は大殿(本堂)側から三解脱門を見たもの。ほぼ満開だ。

親の楽しみと子供の楽しみが同時に叶う飯倉公園
親の楽しみと子供の楽しみが同時に叶う飯倉公園

飯倉公園
芝公園の目と鼻の先にありながら、知る人ぞ知る好スポット。芝公園が全国から人を集める一大観光名所とすれば、 飯倉公園は地域交流の重要な結節点として外せない、東麻布の花見の名所。子は駆け廻り、親は酔いが廻る。

校舎と道路とのわずかな隙間に植わる桜が花を咲かせる港区立麻布小学校
校舎と道路とのわずかな隙間に植わる桜が花を咲かせる港区立麻布小学校

港区立麻布小学校
都心の限られた敷地に植わる桜は、歩道に枝葉を拡げる場所を求めるように伸びている。卒業式と修了式を見守り、ほぼ満開で春休みを迎えた。

ライトアップされるアークヒルズ・スペイン坂の桜並木は昼間見ても壮観だ
ライトアップされるアークヒルズ・スペイン坂の桜並木は昼間見ても壮観だ

アークヒルズ
麻布地区の北端に位置するアークヒルズのスペイン坂は、満開で週末を迎えた。1本1本に照明器具が据付けられ、夜には闇をくぐり抜ける幻想的な桜のトンネルとなる。

赤坂氷川神社
厳粛な空気感の中、鮮やかにシダレザクラが咲く赤坂氷川神社

赤坂氷川神社
花見の喧噪からはほど遠いイメージなのが、六本木と赤坂の氏神様である赤坂氷川神社。アークヒルズの賑わいとは一線を画し、厳かな雰囲気の中で参道脇の色鮮やかなシダレザクラを静かに楽しむ場所。

校門の両脇で生徒の入学を待つ港区立六本木中学校の桜
校門の両脇で生徒の入学を待つ港区立六本木中学校の桜

港区立六本木中学校
六中の愛称で呼ばれる六本木中学校は、校門の両脇を桜が彩る。生徒を迎え、また送り出す桜。先週卒業式を終えて校舎には「ようこそ六中へ!」の文字が踊り、元気な新入生が門を通る日を桜も待ち望む。

桜の花と子供の歓声が競演する六本木さくら坂
桜の花と子供の歓声が競演する六本木さくら坂

六本木さくら坂
今日の時点で八分咲きとやや出遅れ感があるが、既にその名に恥じぬボリュームを見せる六本木さくら坂。 坂の途中のさくら坂公園(通称:ロボロボ公園)では、桜の華やかさに負けない子供たちのまぶしい姿が舞い踊る。

ほぼ満開の桜のもと、多くの人が花見を楽しむ港区立檜町公園
ほぼ満開の桜のもと、多くの人が花見を楽しむ港区立檜町公園

東京ミッドタウンと港区立檜町公園
麻布地区のお隣、赤坂地区の名所に表敬訪問。外苑東通りから「高原の湧水ゾーン」を経て、「山のせせらぎゾーン」のソメイヨシノの並木を通り、多くの家族連れでにぎわう区立檜町公園の広場に至る。都内屈指のブランコ激戦区としても知られ、ブランコに乗る子供は、順番を待つ子の視線を小さなその身に浴びながら、誇らしげに円弧を描く。

咲いたら咲いたで、次はいつ散ってしまうのかが気になるのが桜の罪深いところ。幸いにして今週も比較的よい天気が続き、冷たい雨に花が打たれる事はなさそうだが、暖か過ぎて一気に花開いて早々に散るのではないかと気を揉む向きもあろう。

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし(在原業平)

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です