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バウスステージ広尾が竣工間近

今年2月、有栖川宮記念公園近傍に竣工した、住友不動産による高級賃貸レジデンス「ラ・トゥール南麻布」。そのメインエントランスが面する通りを、少し南のフランス大使館方向に進んだところで、日本土地建物株式会社による賃貸マンション「BAUS STAGE広尾(バウスステージ広尾)」が、まもなく竣工の時を迎えようとしている。

そのブランド名の由来は、

住む人にとって一番大切にしたい暮らしの基盤となる場(Basis for us=BAUS)であることを表現しました。
また、 “BAU(ドイツ語で建築や機能を意味する)”という語感から、
「洗練されたデザインと機能」「品格と強さ」といった印象を想起させます。
日本土地建物ウェブサイトより)

とある。バウステージでも良さそうだが、建築や機能以前に「暮らしの基盤」をつくりたいとの信念がBAUSに込められているのだろう。

日本土地建物のプレスリリースによれば、

シングルや DINKS のライフスタイルに寄り添う洗練された住まい

で、規模は、

造:鉄筋コンクリート造
規模:地上 5 階、地下 1 階建
総戸数:59 戸
住戸面積:38.51 ㎡~71.44 ㎡

とのこと。

外観は落ち着いたベージュ色のタイル貼りを基調とし、ベランダ部分をブラックとすることで戸境壁の連続性を強調している。
また、このあたりの道路はそれほど幅員が広いわけではないため、車輌と歩行者や自転車とのすれ違いには充分に気をつけなければいけないが、外観のイメージ図を見ると歩道が整備されるようだ。

貸主として名を連ねる三井不動産グループのウェブサイトでは、既に先行内覧会の事前登録も受け付けている。 近々、麻布地区内での引越しを検討されている方は、候補のひとつとしてご検討いただくのもよいかもしれない。

ゲートが閉ざされたラ・トゥール南麻布
ゲートが閉ざされたラ・トゥール南麻布

一方「ラ・トゥール南麻布」は、少し前まで引越会社のトラックが出入りし、エントランスの様子も外部からうかがい知れたが、現在では敷地入口のゲートが閉まっていることが多い。いわゆるゲーティッドマンションである。近傍の広尾ガーデンフォレストも、同様に塀とゲートにて外部と縁を切っているが、そちらのゲートが格子状であるのに対して、ラ・トゥール南麻布は内部の様子が見通せない仕様となっている。セキュリティ的には安心感があるが、元々治安は極めてよい街だ。必要に応じてというよりも、日本に始めて赴任する外国人で、母国にてゲーティッドコミュニティ内に居を構えていた人に対しての訴求力に期待していると考えると得心がゆく。

 

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